チシマウガラス
( ウ属の一種) 学名 : Urile urile 属 : ウ属
チシマウガラス, ( ウ属の一種)
学名: Urile urile
属: ウ属
説明
全長76-89cm。翼開張110-122cm。全身が光沢のある黒い羽毛で被われ、本種に限ったことではないがカラスのように見えることが和名の由来。 嘴の色彩は灰白色。 幼鳥は全身が褐色の羽毛で被われる。夏季は嘴基部も含めた顔に羽毛が無く赤い皮膚が露出し、英名(red-faced=赤い顔をした)の由来になっている。頭頂と後頭の羽毛が伸長(冠羽)し、また後肢基部に白い斑紋が入る(夏羽)。冬季は顔が羽毛で覆われ、冠羽も不明瞭になる(冬羽)。
サイズ
41 - 81 cm
巣の配置
崖
一回に産む卵の数
2 - 3 卵
孵化期間
1 雛
雛の数
31 - 38 days
巣立つまでの期間
40 - 50 days
食性
魚食性
一般的な情報
行動
岩礁海岸に生息する。 食性は動物食で、主に魚類を食べる。 繁殖形態は卵生。海岸の断崖に枯草や木の枝を組み合わせた巣を作り、5-6月に1回に1-4個の卵を産む。雌雄とも抱卵し、抱卵期間は約21日。雛は孵化してから2か月ほどで巣立つ。
分布
アメリカ合衆国(アラスカ州南部)、日本(北海道東部)、ロシア東部の太平洋沿岸