ソリハシシギ
( ソリハシシギ属の一種) 学名 : Xenus cinereus 属 : ソリハシシギ属
ソリハシシギ, ( ソリハシシギ属の一種)
学名: Xenus cinereus
属: ソリハシシギ属
Photo By Alpsdake , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original
説明
シギの中では小型で体長22-25cmほどである。翼開長は57-59cm。 体に対して長く、上に反ったくちばしを持つ。くちばしの色は黒で基部は黄褐色。 成鳥夏羽は体上面が灰褐色、下面が白色で胸に灰褐色の斑がある。足は短く橙黄色。冬羽になると胸の斑が無くなって体下面がより白くなり、足の色が淡くなる。次列風切の羽先が白く、飛翔時には白い帯のように見えてよく目立つ。 雌雄同色である。
サイズ
23-28 cm (9-11 in)
巣の配置
木
食性
草食性
一般的な情報
行動
非繁殖期には、主に海岸地方の干潟、浅瀬、砂浜、河口や海岸近くの水田に生息する。内陸部の湿地で見られることはまれである。非繁殖期は、単独か小群で生活する。繁殖期は湿地、草原、ツンドラ地帯などに生息する。 砂泥地を活発に動き回り餌を探し、昆虫や小型の甲殻類を食べる。 繁殖期は5-7月で、地上の窪みに営巣し、普通4卵を産む。抱卵期間は22-24日である。 ピリピリッ、ピーイピーイと口笛のような声で鳴く。
分布
ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で冬を越す。 日本で見られる数は多くないが旅鳥として各地に現れる。春は4-5月ごろ北へ渡る途中に渡来し、秋は8-10月ごろ南へ渡る途中渡来する。秋の方が個体数が多い。
ステータス
世界的に脅かされていません。
Photo By Alpsdake , used under CC-BY-SA-3.0 /Cropped and compressed from original